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戦没者慰霊事業と神戸新聞連載「ビルマ地獄の敗走」
17回記事戦後御英霊70回忌を終えて

今里淑郎(S15.3卒)94歳 宝塚市

今里淑郎氏は高級科・機械科を昭和15年3月卒業の元気な94歳。理学療法機器製造販売の(株)チュウオーの取締役会長、そして、理学博士として製品開発に取組んでいらっしゃいます。
昭和59年11月発明協会より『発明奨励賞』、平成12年4月科学技術庁長官賞、平成16年10月薬事功労者厚生労働大臣表彰等多数受賞され医療機器の開発に貢献されています。
今回、ご紹介しますのは、仕事とは別に、戦争体験者として戦後の戦没者慰霊事業と神戸新聞に連載された「ビルマ地獄の敗走」17回連載の記事です。昭和18年4月篠山の陸軍歩兵部隊に入隊。試験を受け幹部候補生乙種(下士官)になり、昭和19年1月に韓国大邱、台湾、シンガボールを経て、7月ビルマに、12月には敗戦濃厚となり多数の兵士が犠牲となったとのことです。
戦後、国内で戦死者の供養を続け、昭和53年2月に戦友らとビルマへ。1990年代から数年ごとに慰霊の旅へ、83歳の時ミャンマーの僧籍を取得。昨年、戦後70年、御英霊70回忌を終えられ32頁の冊子を上梓されました。
左の写真は28.5.22総会に出席され本件のご説明をいただいた折りのものです。


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西野田機友会/大阪府立西野田工科高校機械科・系同窓会