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昭和13年高級科機械科卒業 多田野弘氏から
今年も100万円寄付賜る!!

2011.3.24 多田野弘氏表敬訪問記
(株式会社タダノ名誉顧問)
2011.3.24表敬訪問記/井上義雄
今年も昨年同様、昭和13年高級科機械科卒業の多田野弘氏・株式会社タダノ名誉顧問の秘書の方から生駒機械系長(西野田機友会事務次長)を通して西野田機友会へ寄付(100万円)のお申し出があり、小切手が届けられました。
日本初の油圧式クレーンの国内トップシェアを誇る建設用クレーンの製造・販売会社、株式会社タダノ(1部上場)については、前報(No.16)に詳細が記されていますのでご覧下さい。
同氏は13歳で大阪の府立西野田職工学校に入学されています。が、何故高松から大阪へ遊学されたのかお尋ねしたところ、当時技術系の学校として香川県には旧制高松工芸が在ったとのことです。
しかし、高松工芸には彫金等を教える学科は在ったものの機械系の学科はなく、また近隣県にも機械系や電気系の学科をもつ学校がなかったそうです。そこで、西野田職工学校を受験(競争率8倍)し、難関をみごと合格。大阪在住の叔母上宅(港区天保山)から通学されました。兵役で海軍航空機整備に従事され、この時の技術が後の油圧シリンダー開発に大きく寄与されたものと思われます。
昨年に続き多大なご寄付を賜りましたこと、西野田機友会会員一同厚く御礼申し上げます。西野田機友会の安定運営・活動に活用させていただきます。
   
      

キッズパーク/モアイ修復プロジェクト航海日誌/クレーンの歴史・・・・・
TADANO Cafeタダノカフェ
http://www.tadano.co.jp/tadanocafe/index.html
多田野 弘氏のエッセイコーナー
「航海日誌」
多田野氏は、戦後(株)タダノ創業者多田野益雄氏とともに日本で最初の油圧式トラッククレーンを創りあげました。また、第二次世界大戦時には、南太平洋の激戦地を生き延びたという経験もおありで、豊富な体験がベースとなった文章には、独特の突き抜けた人生観とユーモアのエッセンスが含まれており、私たちにとっても学ぶべきところが多いようです。趣味の一つであるヨットにちなんで「航海日誌」と名付けられたエッセイコーナーは、1997年に連載が始まり、現在は2ヶ月に1回の更新を続けられています。上記ホームページで過去のエッセイが拝読できます。是非、ご覧ください。